CUBEのロードバイクがおすすめ｜評判や取扱店・買い方は？型落ちの入手方法も

日本ではあまり馴染みのない自転車メーカーでも、世界では高い評価を受けているメーカーがあります。ドイツで生まれたCUBE（キューブ）のロードバイクが気になっている人もいるかもしれません。

ロードレースのUCIワールドチームに機材提供しているCUBE BIKESのロードバイクは、初心者から上級者まで幅広い世代に向けた自転車が豊富にあります。女性向けのモデルもあり、最高品質を持つカーボン技術が用いられた、機能性とデザイン性の高さが魅力です。

ここでは、そんなCUBEのロードバイクの特徴や評判・選ぶポイント・取扱店での買い方を解説します。お気に入りのモデルを購入する方法についても紹介しているので、ぜひ参考にしてください。

CUBEは、1993年にドイツで誕生した自転車メーカーです。ロードバイクだけでなく、MTBやe-bikeなど幅広いラインナップで、欧州規格であるCEをクリアした信頼のある製品が世界60ヵ国に進出しています。

日本では、2016年から塩野自転車株式会社が代理店に。試乗会や展示会に登場する機会も増えており、知名度を上げているメーカーの一つです。日本では販路が確立されていないため、口コミは非常に少ないですが、海外通販での評判もいいようで、性能的には申し分なさそうです。

CUBEのロードバイクは、最高品質のカーボン技術を用いています。一つ目は「C:68」と呼ばれるカーボン繊維。68％の高品質な繊維と樹脂の小さなナノ粒子により、軽さと剛性を兼ね揃えたカーボンです。

二つ目は「C:62」と呼ばれるハイレベルな技術を用いて作られたカーボン。ハイモジュラスファイバーとナノ粒子の相性のいい素材を融合し、衝撃吸収力の高さも実現しています。

CUBEのロードバイクは、コスパに優れています。10万円～20万円で購入可能な街乗りや初心者向けの中で、レース用に特別設計されたロードバイクも。

軽量フレームのアルミ、人気コンポーネントメーカーSHIMANO（シマノ）、さらには高品質なカーボンフォークが採用されたモデルがありますが、他メーカーよりも安価です。

CUBEのロードバイクのブレーキは、リムとディスクどちらも取り扱っていますが、ディスクブレーキモデルが主流です。

制動力だけに限らず、安定性や耐摩耗性なども保証するため、天候状況を始めとしたさまざまな条件下でブレーキテストを繰り返します。3000回のブレーキング操作で耐久性をチェックし、クリアしたブレーキのみがCUBEのロードバイクに採用されています。

LITENINGシリーズは、全モデルの重量が7kg台で、ヒルクライム向けのロードバイクが揃っています。軽さを重視する人にもおすすめです。

自転車強豪国であるベルギーのプロチームが使用しているモデルもあり、ハイスペックなグレードにも注目。CUBEの中では値段が高いので、上級者向けともいえます。

エアロロードバイクを探している方は、AGREEシリーズから選びましょう。従来、ロングライド向けでしたが、新モデルからはエアロ機能を大きく向上させる設計がいくつも施され、レース向けの仕様になっています。

AGREEシリーズはすべて「C:62」と呼ばれる、剛性と軽量に優れたカーボンテクノロジーを使用しています。高精度なフレーム技術により、高い快適性も魅力です。

CUBEのエントリーモデルでもある「ATTAIN」シリーズは、身体の負担を軽減するフレーム設計が特徴です。上体を起こした姿勢により、初心者でも安心して楽しめます。

エントリーモデルらしく、リーズナブルな価格帯なのも嬉しいポイント。10万円～30万円で豊富なモデルが展開されているので、自分に合う一台を見つけられます。

女性向けモデルのAXIALシリーズは、快適性と扱いやすさを兼ね揃えています。エアロ性能に特化したAGREEシリーズと同様に、C:62の独自高性能カーボンが使われたモデルもあるので、街乗りだけでなくロングライドも楽しめます。

油圧式ディスクブレーキにより、少ない握力でも優れた制動力を発揮するのも魅力。趣味で休日のライディングを楽しみたい女性にぴったりです。

ロードバイクを予算に合わせて選ぶのもおすすめです。CUBEは、初心者でも手の届きやすいリーズナブルなエントリーモデルから、上級者でスペックを最優先したハイエンドクラスまで豊富に取り扱っています。

ロードバイクはフレームサイズによって適合身長が決まっているので、公式HPに掲載されているジオメトリの確認はマストです。

CUBEの場合、フレームサイズは50cmから展開しています。身長でいうと大体160cmからなので、150cm台の小柄な人には合わない可能性が。ただし、女性向けのAXIALシリーズは47cmからなので、身長150cm半ばの方も合わせられるサイズ展開になっています。

耐久性や速さを重視する人は、フレーム素材やコンポーネントに着目しましょう。CUBEのロードバイクは、カーボン・アルミフレームのいずれかを使用しています。

走行性能の高いLITENINGやAGREEシリーズには、独自技術を用いたカーボンフレームが使われており、初心者向けのATTAINシリーズは、軽量で安価なアルミフレームを用いたモデルが揃っています。

コンポーネントは、世界で評価の高いSHIMANO（シマノ）製がおすすめです。

CUBEのロードバイクは、全国のサイクルショップでの販売も増えておりますが、公式HPに全国の販売店の情報が掲載されていません。手軽に購入したい人や中古や型落ちで安く手に入れたい人は、ネット通販やフリマサイトでも購入可能です。

ロードバイクならキャニオンも要チェックです。キャニオン（CANYON）は1996年にドイツで誕生した自転車ブランドで、2014年には日本法人も設立しています。質実剛健な商品設計で、特にフルカーボンの「Ultimate CF SL」シリーズが人気。なお、購入方法は公式サイトでの通販に限られます。

CUBEのロードバイクは、コスパに優れたモデルが豊富にあります。日本ではマイナーなメーカーなので、周囲とかぶりたくない方にもおすすめです。ハイスペックなモデルを安く手に入れてドイツの品質の良さを体感してみましょう。