女性向けロードバイクおすすめ10選！低身長・初心者の選び方も【ロードバイク女子】

本格的な長距離走行や趣味のサイクリングを楽しむ女子に注目されている、女性向けロードバイク。走りに特化した充実の機能で、一般的な自転車にはない快適さや優れた操作性を実感できます。

とはいえ、女性向けロードバイクにはさまざまなブランドがあり、女性向けのスペックなども多種多様なので、どれを選んだらいいか迷ってしまいます。また、かわいいタイプやおしゃれなタイプなど、デザインも気になるところです。

そこでこの記事では、ロードバイクの選び方とおすすめ10選を紹介します。低身長・初心者の方に向けた選び方は必見です。女性にとって使いやすいフレームや材質・コンポーネントについても解説しますので、ぜひ参考にしてください。

ロードバイクとはサイクリングスポーツ向けの自転車です。舗装路を高速で長時間走行することを想定して作られています。ロードバイクは前傾姿勢を取りやすいフレームの形状やドロップハンドルが基本で、状態を起こして走行するより疲れにくい造りになっています。

また摩擦の抵抗を減らすためタイヤが細かったり、10kg以下の軽量のものが多かったりと、走りに特化した構造になっているのが特徴です。ロードバイクは、長距離のサイクリングや自転車レースなどサイクリングスポーツはもちろん、自転車通勤といった普段使いなど、幅広いシーンで使用されています。

ロードバイクを快適に楽しむために、フレームのまたぎやすさは大切です。フレームにはホリゾンタルとスローピングの2種類があります。ホリゾンタルは上部のフレームが水平なのに対し、スローピングはサドル側に向かって斜めに低くなっているのが特徴です。女性向けにはスローピングタイプの方がまたぎやすくおすすめです。

また女性向けフレームが揃うブランドにも注目してみましょう。おしゃれなフレームにこだわるなら、イタリアの老舗ブランド「Wilier（ウィリエール）」の、筆記体のロゴを配した美しいフレームデザインが向いています。またぎやすさと漕ぎやすさを重視するなら、女性でも乗りやすい仕様のフレームが揃う「asahi（あさひ）」をチェックしてみましょう。

ロードバイクは自分の身長に合ったサイズ選びも大切です。体に合わない大きなサイズを選ぶと、肩や腰への負担が大きくなります。快適に走行するために、販売店で試乗してみることをおすすめします。

実際に乗ってみて、ハンドル幅が広すぎたり遠すぎたりしないか・ハンドルを握った際、肘が突っ張らないか・足がしっかり付くかをチェックしてみましょう。特に低身長の人は、サドルからハンドルまでが遠く感じる場合があります。体に負担のないサイズ選びができるよう、乗り心地を確認しましょう。

コスパを重視するならアルミのフレームがおすすめです。アルミ素材は軽量で耐久性に優れているのが特徴です。また走行性能のわりに価格が安いメリットもあります。ロードバイク初心者や自転車通勤など普段使いにしたい方にぴったりです。機能性もありつつ価格を抑えたい方はチェックしてみましょう。

よりハイクラスな材質を選びたい方はカーボン素材がおすすめです。カーボンは力の伝達効率が高く、乗り心地がいいのが特徴です。ペダルを漕ぐ力を効率的に後輪へ伝え、推進力をアップさせます。また振動吸収性に優れており、路面からの振動を吸収し体への負担を軽減します。

長距離の走行で乗り心地を重視する方や、反応がいい優れたロードバイクが欲しい方におすすめです。

ロードバイクに搭載されているコンポーネントにはグレードがあり、グレードによって変速スピードや段数・ブレーキ制動力などが異なります。グレードは下から順に、Claris・SORA・TIAGRA・105・ULTEGRA・DURA ACEがあり、グレードが上がるほど変速やブレーキの操作がしやすく、快適な走行が可能となります。

本格的な走行を目的とするなら、機能性のバランスがいい105以上のグレードがおすすめです。また初心者には、価格が安く変速段数の少ないClarisが扱いやすいと言えます。

女性専用サドルとは、股に当たる部分の負担を軽減するサドルのことです。ロードバイクによって起こる股ずれは、女性の悩みの1つです。サドルの先端（ノーズ）が長いほど、股のに食い込みやすく、股ずれの原因になります。

股ずれが気になる方は、ショートノーズや穴あきのサドルなど女性専用サドルがおすすめです。サドルが股に食い込むのを防げるため、座った際の負担を軽減できます。

ショートリーチハンドルは、幅がコンパクトで掴みやすいデザインのため、小柄で手の小さな女性に向いています。一般モデルのロードバイクでは、ハンドルが大きかったり手が届きにくかったりといった使いにくさを感じる方もいます。

ショートリーチハンドルなら小柄な方が使用することを考慮されているため、コンパクトでありながら小さなストロークで大きな制動力を実感できます。

油圧式ブレーキとは、ブレーキレバーとブレーキをつないだホースにオイルを通して使用するブレーキのことです。ブレーキレバーとブレーキをワイヤーで繋ぐ機械式に比べ、高価で制動力があるのが特徴です。また軽い力で高いブレーキ性能を発揮するため、握力が弱い女性に向いています。

油圧ブレーキは雨天でもブレーキ性能が衰えにくいのも魅力です。雨で濡れた路面でも、高い制動力を発揮するため、安全面からもメリットが大きいと言えます。

電動シフトとは、スイッチを押すだけで電動でシフトチェンジができる機能のことです。一般のシフトレバーのように手で倒す必要がないので、変速操作が容易な点がメリットです。

電動シフトの容易な操作性は、特に長距離を走っている際や厳しい環境で走行している場合に役立ちます。スイッチを押すだけで変速可能なため、手が小さい女性でも扱いやすく、手が疲れにくいのも魅力と言えます。

グラベルロードバイクとは、数あるロードバイクのなかでもタイヤがややワイドになっているのが特徴です。未舗装のデコボコした道路でも安定した走行が可能なので、なんなく乗りこなせます。オフロードでも山道でも乗れるタフなロードバイクが欲しい方におすすめです。

初心者向けのロードバイクなら、安全面や性能面といった点を考慮して8万円から15万円程度のモデルを選ぶといいでしょう。さらに、ペダルやライト・ヘルメットなどのアクセサリ類を揃えるとなると、もう2～3万円は多く予算を見積もっておきましょう。

安いロードバイクを購入する方法は、新品で安いモデルや中古のモデルを購入することです。新品で安いモデルは1万円台から購入できるのが魅力です。そして中古のモデルは、有名メーカーのものが1万円以下の激安価格で買える可能性があるのがメリットと言えます。

さらにお得に購入したいなら、アウトレット商品をもおすすめです。在庫処分品や型落ちした新品未使用のモデルをセール価格で購入できます。新品モデルをできるだけ安く購入したいなら、コスパ最強のアウトレット商品をチェックしてみましょう。

ロードバイクは服装やヘルメットなど小物選びも大切です。サイクルウェアはタイトなデザインが多く、空気抵抗が少ないため長距離走行しやすいのが魅力です。また風の煽りや、枝木に服が引っかかりケガをするリスクを避けられます。

ヘルメットは安全なサイクリングのための必須アイテムです。事故に遭った際の致命傷を避けられます。ヘルメットを選ぶ際は軽くて通気性のいいものや、頭の形に合ったものを選ぶことがポイントです。

ロードバイクでの股ずれは、女性にとって悩みの1つです。長時間前傾姿勢で乗ることで、股がサドルに食い込み、股ずれを引き起こします。股ずれによる痛みを防ぐために、女性用のサドルを使って解決しましょう。

一般的なサドルは先端（ノーズ）が長く、女性が乗ると股にノーズが食い込みやすく、痛みの原因になります。女性用のショートノーズや穴あきのサドルなら、股に当たる部分の負担を軽減できます。また女性用サドルは幅広なので、サドルにかかる圧力を分散でき、痛みを和らげることが可能です。

ロードバイクは本格的な長距離走行から、趣味のサイクリングまで幅広いシーンで使用できる注目のアイテムです。さまざまなブランドや機能がある中から、自分にぴったりのお気に入りのロードバイクを選んで、快適で楽しいサイクリングライフを送ってください。